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2016-05-17

晴れ渡ったタイミングで私の船

歯がガタガタで、それだから濡れた特急で、えらぶった工場を四角い柵でさ、囲んでウロおぼえ寸前でマッチを今はない、もうない、呼び声が急患のリヤカーに乗って(死んだ医者)ハヤブサの車窓に写った墨汁を垂らした石鹸箱におむすびを詰め込んでオキシドールの覚醒が背表紙にもたれて見上げてすっからかんの手巻き寿司で笑顔を鞠に詰める感じに変更して足蹴にしたかじかんだ夏期休暇の目刺しを焼き、俺も一丁前の壷師になったな、ごきげんようと艶のある茶菓子でもてなした塔の天辺でカラスの雛の赤い口を素手で開いたコインロッカー。テスター持参でやってきた山彦が電気屋の奥で陰惨な性交を行っています。欲望のまな板に蝶番をはめて景色ばんだ声でバスガイドに穴ウンスする型落ちした易者が、暗くよどんだ川岸で、鉛筆を握りしめて、直角を信じて、どこまでも続くバス停を引きずって耄碌した五月人形の歯幅で原材料を探して枝川を、枝毛を、小枝を杖に、間違いなくここが源流だ、と叫びつつ、スモモを火事って燃え盛って焼死千万。コンピューターの眺めがよし。責任の護衛に守られ、エビアンの水より戦争末期の下僕たちの小便に近い。切れ切れのちょう
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