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2018-04-14

そこはかとなくそこに墓はなく

電子ジャーの中で展開する舞台、踏み倒された文をかいたふんどし一丁目のくじゃくたちが、天ぷらをあげて、エビのように丸まって死んだ
だしがらをくれ、喉元を通り過ぎる、餞別もほしい、ペンフレンドの墓場から立ち上がって前略、手元を照らすライトのライオンが遠くに鳴っている今、黄緑色が放射線に混じる5月、ポリタンクにつまった40代ももうすぐ終わり、天気予報を手のひらにかいて去っていく友達、でも予感の胞子は風の中にある、飛び立てと言われてから見える絶叫のプールサイドでトランクス一枚の風景画、視力検査表を見つめる眼差しは君の別途再度くりかえしベットサイドに置かれている文庫本に丸ごとそそがれ、知識と謙遜の方位磁石で拘束され迷ったままでいる、電話線を切れ命綱だとしても、セレクトショップ販売員の欲望を買いに街へ出かけた君は動画しているよ、本当にまいった、飛べ飛べ。