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2017-12-27

思慮深い謎のくさい息が通る、まぶたの裏道

盛土の湿った臭いがミントガムの奥歯に累積して竹中労が細分化した ポツリポツリと降る雨をよだれかけに引き受けながら 燃える脇毛のスヌーピーの残滓 吹き出しの思春期から延びた一本の糸杉の上に望郷の結果が待っていた 「精神(まむし)は死んでも肉体(二重)は死なない 東京タワーとはその遅延のことだ」と四コマ漫画をかじりながら宴の中で聖書を黙読する牧師のように脳をフル活用する運転手はまばたき一回分の覗き魔にすぎず なだらかな変化球の丘で膝を壊した大リーガーが山頂にて夕日を浴びて叫んだ言葉の升目を埋葬しながら黄土色の旅客が普段着のままに昇天していく、、浮き雲の中にチラチラ見える北極星が一段とえばっている夜空の眉毛の濃さに昭和の世相を感じ煙突の哀れや腹巻きの苦境に同情の更地が過敏性下痢と共に坑道を降りていく気配もする 誰のために邪推のランドセルを背負い腹式の山道を小型犬とともに行くのか 「星くずを風呂敷に全部包み終わったらすぐに後を追う」とのサンザシめいた口約束は履行されるわけもない下駄箱であって下校時に気楽に開けるようなものではない なぜなら(螺旋の)謎が酸素とふれて爆発する可能性が玉座の解体ほどあって 不思議な涎だ 延々とつづく放課後のパケ放題で 鉄棒がシンとしている マヨネーズ迷ったらすぐにでも連絡を受け皿にくれ あふれているのとあぶれているのとかなり近い県境で木彫りをする作業所の乳首がまだ腫れている 母乳で育ったはずじゃなかったのか だまし絵の中の井戸に落ちて出会った蛙との共生社会には地下水脈に通じるメーリスがあって 予防線を敷設する銀幕の女王は過去のエコーを直に耳を押し当てて盗聴して、、ドブロクドブロク澄んでいるドブロクドブロク住んでいる